家庭でも、前年度より15%の節電をしなさいといわれても、どうしましょうか。
けっこう15%ってきついと思います。
ここで、私が今までテレビやラジオ、ネットで見聞きした、我慢しない節電の方法をまとめたいと思います。
●節電する時間帯
電気は基本的に貯めておくことはできません。
バッテリーがあるじゃないか!というあなた、電気には直流と交流の2つありまして、バッテリーは直流で、発電所から送られてくるのは交流電気なんです。一応蓄電池に多少は入れられますが、PCを安全にシャットダウンさせるレベルの量です。みんなで使う分を貯めておくのは無理です。
ですから電力会社は、電力使用量を予測して発電をしているんです。
そうなると、電力が足りなくて大規模停電が!という時間帯は、みんなが暑くてエアコンをつける真夏の昼間の時間帯なんです。ここをまちがわないでください。
だから夜に節電をするというのは、意味合いがちょっとちがうかなー。
「もったいない」心を養うのはいいですよ(笑)
●ダメダメな節電方法
○電化製品のプラグをこまめに抜く
これ、ものすごく推奨されているようですが、ダメダメです。
日本の電化製品は優秀ですよ。待機電力はかなり少なくなっています。この「プラグをこまめに抜く」という作業はけっこう大変ですよね。その割りに手間がかかり節電効果は極微です。
長続きしないと意味なし!
さらに、自分は節電をしていると、ほぼ効果がないことをしているのにやっていると錯覚を起こしてしまう(笑)
ただし、まったく使っていない電化製品を抜いているのは当たり前ですからね。
○エアコンを使わずに我慢する
人にもよるかもしれませんが、精神的にも身体的も負担が大きくかかりますから、完全NGです。大きな無理をすると長続きしませんから。
それで身体の具合が悪くなって病院に行きました、というのでは、逆に電気とお金と労力を使ってしまいます。
●エアコンの賢い節電方法
エアコンと扇風機を併用するというのは、みなさん、知ってますよね。
風を受けると体感温度が下がります。
◆フィルターの点検
暑いときはエアコンを使わないわけにはいかないでしょう。
エアコンの使用電力を少なくするためには、まずフィルターの掃除ですよね~。吸い込む空気がよく流れるようにすればいいわけです。

◆室外機について
それと忘れちゃこまるのは室外機です。
○室外機の周りの空気の流れをよくする
室外機が暑い熱を冷やしてくれるんです。室外機のまわりに物を置いてないですか?室外機のまわりはよく空気が流れるようにしてあげましょう。
★室外機は吸い込む空気が涼しければ涼しいほど電気代を節約できるんです。
我が家の失敗談ですが、室外機を奥行きのないベランダに直置していました。そのベランダの手摺はコンクリート製です。室外機排出口と手摺の間は約70cmぐらいしかありませんでした。
室外機が熱交換して排出した熱風が手摺に当たり、その熱風は真上か真横に流れます。おそらくその流れた熱風の何割かをまた室外機は吸い込んでいたと思われます。だからものすごく効率が悪かった。
ず~っと室外機を天井吊りにしたいなーと考えていました。排出した熱風はそのままなんの障害もなくまっすぐ外に流れます。でもおそらく工事に2万円前後かかります。
そこで考えました。
例えば室外機が手摺より高くなるように台をつくって、その上に室外機を乗せてあげればいいじゃんか!工事費用はいらない。
すぐにホームセンターに行きました。
はじめは木材をつかって自作することを考えていましたが、強度の問題と継続(木は腐る)の問題が発生。
そこで見つけたパイプ製のラック。バラで買うより、セット物を買った方が安かった。5,000円弱ぐらいでした。
設置にちょっと手間がかかったものの、見事室外機は手摺より上になり、排出の問題クリアー。ラックも支え棒を入れて倒れないようにしました。
これで我が家の夏は10%ぐらい節電になるんじゃないかと思うが、そこまではいかないか(笑)
○室外機に日陰をつくってあげる。打ち水を効果を利用する
ただし日陰をつくって空気の流れが悪くなるようじゃ逆効果です。
以前の会社事務所の室外機はもろ西日があたるベランダに設置されてました。さらにそのベランダは窪みになっているから空気の流れも最悪でした。
真夏の15時頃は、エアコンが効かなくなるんです。
そこでまた私は考えました。
じょうろで室外機に水をかけたんです。打ち水効果を期待して。
けっこうこれ、効果がありました。
ある省エネコンサルの会社では、室外機に水道パイプをひいて、時間になると水シャワーを出すシステムを設置させるんです。これ、ものすごく効果が高いそうです。以前テレビでみました。
室外機のまわりに打ち水をするだけでも効果があります。
打ち水をすると、水1gの蒸発につき、0.58kcalの熱が奪われるそうです。
○窓から入る直射日光を抑える
これ、今、はやりの緑のカーテンですよ。
以下はダイキンのテスト

ダイキン工業が行った実証実験によると、(1)窓の外側によしずで日よけ+窓の内側にレースのカーテン、(2)エアコンのフィルターを掃除する、(3)室外機の風通しがよい――といった節電対策を行った部屋と行っていない部屋で比べたところ、節電ありの部屋は節電なしの部屋に比べて1日で21.8%の消費電力量削減に成功した。また、設定温度を2度高く設定したことで1日22.6%の消費電力量を削減できた。これまで紹介した対策に加え、設定温度を2度上げることでさらなる節電効果を生むことができる。

●その他の賢い節電
あと以外なところでは、洗濯機のすすぎ回数を減らすと、節電&節水効果が高い、ということを実証しているサイトがありました。まぁこれ、ようするに花王アタックNeoの洗剤を買ってくださいという広告ページなんですけどね。それでもなお、確かにすすぎ回数が減れば節電効果は高いと思います。
洗濯は日中ではなく、電気に余裕がある朝か夜に行うだけでも効果はあると思います。
ですから、電力不足が起こる可能性が高い昼間の時間帯に電化製品の使用を避けるというのが最も効果的です。