勝間和代さんの書籍「自分をデフレ化しない方法」より

あるコラムニストが、勝間さんの優れているところは、
「当たり前のことを素人にもわかりやすく伝える能力がズバぬけてすごい!」
と、評価していました。
学者先生たちは、権威を示したいのか、カンタンなことを難しく伝えますよね。

—–以下、ビックリするぐらいわかりやすい内容より——-

安売りというのは、麻薬みたいなものです。一回、安売りをすると物が売れて一時的に企業は楽になります。けれどもライバル社が、負けじとさらに安い値段で売るようになります。すると今度は、そのライバル社よりももっと安い値段にしないと売れません。
その結果、安売りをやめられなくなってしまうのです。まるで覚醒剤の中毒にかかったように、安売りが止められなくなってしまいます。
そして、値下げ競争をせざるをえない企業がコストカットするときに、まっさきにクビを切られるのが派遣社員などの非正規労働者であることはおわかりでしょう。そして正社員のクビは切りにくいので、次に新規採用者が抑えられます。こうした形でまず若年層にしわ寄せがくるのです。しかし正社員だって、デフレが続けば結局給与カットされたりリストラの憂き目にあうのですから、物の値段が下がってうれしいとと喜んでいる人も、結局まわりまわって自分たちの生活が苦しくなっているのです。

——中略—–

ただしデフレで得をする人もいます。それは公務員やすでに資産を持っていたり、十分な定収入があるお金持ちです。公務員は給料が確実にもらえるし、高額所得者はこれまでのストックがあるし資産も運用できます。収入が維持されたまま、物の値段が下がるのだからデフレは歓迎です。

——以上—–
勝間さんの本からは、
デフレの本質が、強者に優しく、弱者に厳しいことがわかります。

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